2007年6月30日土曜日

これがソニーの0.7倍のコンバーションレンズの画像です

ケンコーの0.55のコンバーションレンズの画像


この画像がケンコーの0.55×の画像です。

ケンコーの0.55のコンバーションレンズの画像


この画像がケンコーの0.55×の画像です。

キヤノンパワーショットTX-1の広角コンバーションレンズ


キヤノンパワーショットTX-1は、専用のコンバーションレンズがないので、自分のところにあるコンバーションレンズを取り付けてみることにしました。家にあったコンバーションレンズは、ビデオカメラ用のもので口径が37ミリのもの。TX-1は口径が26ミリ程度なので、37ミリを27と28ミリに変えるリングアダプターを二つ購入してみました。27ミリでは、TX-1のレンズに被せる形で装着しましたが、レンズの銅鏡にリングが当たり傷が着いてしまいました。本当にレンズとリングがギリギリだったので、28ミリにして使用することにしました。レンズを被せる形は同じなのですが、この口径では、少し遊びが出来てしまうので、薄い布が表面に張ってあるテープを購入したのだけれども、かなり薄く張っても今度はレンズが被せられなくなってしまったので、いろいろ試した挙げ句に試してみたのは、100円ショップで購入したペイント用上塗り剤。これは、表面に薄い膜を塗る形のもので、リングの内側を塗布、乾いてから装着しました。ちょうど、遊びもなくレンズの銅鏡も傷つくこともなく装着できました。しかし、レンズのリングを外したときにカメラ本体のレンズの銅鏡が取れてしまいましたが、ただ、戻して上げたらまたもとどうりになりましたので心配することはないので、試して下さい。
 使用したコンバーションレンズは、ケンコーデジタルワイド0.5×(品番SD-05W)とやはりケンコーのデジタルワイド0.55×(品番LD-055W)とソニーのハイビジョン画質対応のワイドコンバーションレンズ×0.7(品番VCL-HG0737Y)の3種類でした。ケンコーの0.5×は、レンズがコンパクトなのはいいのですが、撮影してみると画像は中心部分のみしか良好な画像は得られず、周辺は酷く流れました。使えそうにないレンズです。その次にケンコーの0.55×のレンズを試してみました。四隅が少し流れるくらいいでレンズが大きい意外は気にはなりませんでした。このレンズは、レンズの口径が52ミリなので、変換リング52ミリを37ミリに換えるものが必要になります。
最後に試したのは、この中では、一番大きく重いソニーのレンズでした。倍率は0.7×なので倍率は一番低いので、35ミリ換算にし28ミリのレンズの画角です。四隅の画像の流れもなく、画像的には一番良い結果でした。ただ、ケンコーの0.55×もレンズとしては良く、四隅の流れを気にしなければかなり、使用できるレンズです。倍率も0.55×なので、35ミリ換算で約21ミリ近い広角レンズになるのが魅力のひとつだと思います。画像サンプルを試した順から添付しておきます。
また、私のデジタル関係のサイトではこのようなことが書いてあるので、下記のアドレスを開いてみて下さい。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~mimura/
一番上の写真がTX-1の一番広角にした時の画像です。

キヤノンパワーショットTX-1の実力



キヤノンパワーショットTX-1は、デジタルカメラといううよりも、ビデオの能力、これから流行りだすだろう動画配信用のカメラと言う位置付けが正しいと思う。カードは、MMC,SD,SDHCの比較的コンパクトなカードを使用して、写真と動画を記録出来る。SDHCのカードでは、クラス2のレベルであれば問題はない。カードは、1秒間になんメガ送れるかで、クラス2とか5とかの区別がされており、クラス2であれば問題はない。
カメラのデザインは、レンズを収納している時は、すっきりとしたアルミの四角い箱であり、起動するとレンズの蓋が横にスライドしてレンズが出てくる。ファインダーはなく、液晶モニターを開いて、撮影開始をする。この液晶を開かないとバッテリーやカードは挿入出来ないロック機能も兼ねていて、コンパクトにまとめながらも必要なところはしっかりと安全対策がとられている。動画を撮影するのは簡単で、録画を押せばすぐに撮影が出来、1280×720画素のハイビジョン撮影が出来る。テレビに繋いで鑑賞したが、奇麗に鑑賞出来た。 カタログにはSDカード512MBのカードで1280×720画素で1分42秒の録画が出来ると記載されていた。私は、LPモードで撮影して約倍の時間を確保して撮影している。カメラに使用しているカードは、SDHCの8Gクラス2を使用しているので、30分近い撮影が出来る。カメラの絵の書いてあるところであれば、録画を押せばすぐに撮影出来てまた押せば停止する簡単設計だ。
いままでのテープからハードディスクに変換してそれから編集することを考えれば、普通のデータを読み込ませ、編集するだけでいいので時間的にも短縮されるのでありがたい。
レンズの方は、35ミリ換算で39から390ミリと標準から超望遠のレンズの画角である。狭い場所では撮影をするのは難しい。かといって望遠率を390ミリの範囲にするとボディーが軽いのでとてもブレやすかった。28ミリからの広角で、望遠は200ミリ程度でもいいから広角よりの設定がベストだと思う。ちなみに、広角用のコンバーションレンズは、このカメラには着けられない。レンズが、カメラに納まってしまうことと、レンズの先端には、フィルターなどを着ける様なねじを切っているものはないのだ。
またこのカメラの売りは、動画中にでも静止画が取れることが特徴で、録画中にシャッターを押すだけで簡単に静止画が取れる。写真は、700万画素のデジタルカメラで、一画像あたりのファインの一番良い画質で3045KB。512MBで156枚の写真が撮れる。レンズの性能はいいので、望遠のときにブレさえ気をつければ、ズーム全域に置いて画質はいい。カメラは、キヤノンの最新のエンジンのデジック3が入っていて、人物の顔を認識して顔にフレームフォーカスを合わせてくれる。緑色の枠でピントと顔を認知したことを知らせてくれる。カメラの設定も小さなスチック式のレバーと録画ボタンの下にあるボタンでほとんどの設定が出来て便利だ。
 また、サウンドレコーダーの機能もあり、録音装置賭しても使用出来るので、バッグに入れておけばいろいろな活用が出来るはずである。デザインとしては、カメラの割りにはシンプルで、アルミの質感が良く、飽きのこないデザインだ。
 こんな万能デジタル機器だが、欠点はバッテリーの保ちが悪いことで、写真で160枚,再生では、4時間としかカタログでは記載されていない。動画撮影では30分ぐらいが撮影出来る限界だろう。だから、このカメラには、バッテリーの予備を購入することをお勧めしたい。そうすれば、このカメラは、いろいろなところに持っていっても活躍するカメラであるし、私も、いつも常備するようになった。
写真は、なんとかコンバションレンズを着けて、広角撮影を出来るようにしたTX-1の様子である。また、このブログで紹介していきたいと思うので期待してほしい。